表計算における3桁区切り記号と丸め計算
長方形の面積計算を題材として説明します。面積を関数定義します。
(1)ケース1
●3桁区切り記号を使用する。
●小数点記号を使用する。
●単位計算をしている。
以下の表は実際の計算例です。
★第1列目のセル「縦」、「横」、「面積」をマウスクリックしてそれぞれにプロパティを設定する。
マウスクリック
マウスクリック
obj0001.png
「縦」、「横」セルに対するプロパティ
「面積」セルに対するプロパティ
実行フラグの代入定義が必須
実行フラグの数値計算が必須
さらにここでの丸めは小数点下2ケタとする。
obj0002.png
obj0003.png
「縦」、「横」、「面積」セル共通のプロパティ設定
「表示オプション」の3桁区切りにチェックマークを付ける。
pfrm0001.png
書式ページ
★計算操作
表の第一列目と第二列目をそれぞれ列選択して、代入定義を実行する。
表の第三列目を列選択して、計算を実行する。
I型のカーソルを表の上部から徐々に下げていくと表の水平線付近に近づくと
カーソルが
型に変化します。このときにマウスクリックすると簡単に列選択
ができます。列選択ができた時には、列が点線で囲まれます。 
obj0004.png
3列目の列選択ができた時に実行メニューの実行で以下の
ように計算が実行されます。
(2)ケース2
上記の例に関しては丸め処理は小数点以下の桁に関して計算していました。
以下では、小数点よりも左側の整数部の丸め処理の計算を行います。
カルキング365では丸め処理関数clk_round関数がサポートされました。
これを利用して、「概算面積函数」を以下のように定義して、これを利用します。
数値が負の時は、整数部の丸め桁数になります。
計算結果
「概算面積」セルのプロパティの「表示フラグ」の小数点桁数は0です。
なおカルキング365以外のバージョンでは、以下のサイトをご覧ください。
round関数
以上