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★LU分解
行列を下三角行列と上三角行列に分解する。
list:行置換
一般にそのままの行列ではLU分解ができないが、適当に行を入れ替えると可能になる。どの
ような行置換が行われたかを示す。
L:単位下三角行列  対角線上はすべて1である。
U:上三角行列
代入定義
代入定義
計算
計算
計算
LU分解の応用
次の大規模線型方程式(行列型)において、Aが固定で、Bをいろいろと変更して解きたい
ときに、高速に解くことができる。
Ax=B
計測実験 
乱数を発生させて1000行,1000列の行列作成
乱数を発生させて1000行列ベクトル作成
計測に使用したPCの性能
注 中程度のPCの性能です。
右のスクリプトを利用して1回目の解は
約33秒で求まります。
次にAは固定でBの値を変化させたときの
別解は1.6秒で求まります。
この高速さがLU分解法の利点です。